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羽島の法輪寺に絶えぬ竜灯松

所在地岡山県倉敷市羽島(法輪寺)
年代伝承(口承)
登場小野小町、小野春道、竜灯松を植えたと伝える、法輪寺建立の奉行
出典日本伝説大系 第10巻

どんな伝承か

備中集成志の伝えるところによる。日間山法輪寺は窪屋郡羽島村にあり、孝謙天皇の建立、奉行は小野春道、開基は泰澄大師、次いで報恩大師とされる。中州四十八ヶ寺を建てたときの随一の伽藍で、本尊は薬師如来である。境内には小野小町が植えたという松があり、小町の立願の歌と薬師如来の返歌が伝わる。日間山はわが朝で朝間・日間・夕間という三所の霊場のひとつで、七月八日と十六日には昔から絶えることなく竜灯が上がる。ここには光り松があり、竜灯松と呼ばれる。本尊は竜宮から出現したものだという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第10巻』は、全国の伝説を型ごとに分けて集めた叢書の一巻である。岡山・広島・山口の三県を伝承地とし、蘇民将来、吉備津彦と温羅、厚狭の寝太郎、化け猫、河童駒引き、夜泣き石、姥棄て山などの伝説を、聞き書きや市町村誌、民話集から採って収める。「文化叙事伝説」と「自然説明伝説」の部に分けて番号順に並べ、各話には伝承地と本文のあとに〔類話〕と近世の地誌などを引く〔文献〕を添える。

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