62 片目の鯉〔類話〕埼玉県志木市
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どんな伝承か
今から三百五十年ほど昔、宗岡の辺りを支配していた荒井仁右衛門と山口大膳とが、領地の境のことで争い、決闘に及んだ。すさまじい勝負の末、仁右衛門が大膳を斬り倒した。この報を聞いた大膳の妻は、弓矢を持って駆けつけ、仁右衛門の眼を射ぬいた。仁右衛門は矢を引きぬき三貫田の池の中にたたきこむと、水は真赤に染まり血の池と変った。仁右衛門はこの時の矢傷がもとで一命を失うこと
出典の文献について
日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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