87 片葉の葦〔類話〕埼玉県大宮市丸ヶ崎
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どんな伝承か
多聞院下に、五郎淵と呼ばれている沼がある。昔、五郎という男がこの沼に身を投げて果てた。以来、誰いうとなく五郎淵と呼ぶようになったが、不思議なことにこの沼のほとりに生える葦は、必ず片側がまくれて出るので片葉の葦と呼ばれた。五郎の何かを訴える気持がこって片葉になったのであろうといわれた。(同右)
出典の文献について
日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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