89 門松を忌む村〔参考〕埼玉県秩父郡大滝村滝之沢
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どんな伝承か
黒沢という姓の先祖が年が越せないほど貧しかった頃、暮もせまった日に猟に出て大熊をしとめた。もみの木でそりをつくり家に持ち帰ったが、夜になり門松切りに行けなくなった。そこで、門松の代りにもみの木の枝を立てて年を越したところ翌年から運が向いてきた。それから、滝之沢の黒沢という姓の家では門松にもみの木を用いるようになった。(『埼玉の民俗』)
出典の文献について
日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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大滝村の伝承
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