クンバハカルで撮り直した源三窟の亡霊
どんな伝承か
最初の撮影から十一日後の昭和四十一年八月二十五日、筆者は霊能者の山田祐子を伴って塩原温泉の源三窟を再び訪ね、写った像に再現性があるかを確かめた。山田の教えに従ってヨガの行であるクンバハカルを繰り返し、感覚を研ぎ澄ませてから、風もないのに背中がぞくぞくした瞬間にシャッターを切った。午後五時十分ごろのこの撮影では、鎧の胸に前回とは違うかなりはっきりした顔が浮かび、右脇腹の下あたりにも像が出た。兜の山形の光は位置がずれ、五、六秒おきに撮った八枚のうち五枚にだけ、蛍のように明滅して写っていたという。
原典より
さて、山田先生の指導によりクンバハカルをやり、風がないのにゾクゾク現象を背中に感じたときに、シャッターを切ったのが、写真10である。—— 四次元世界の謎(内田秀男・1970年(昭和45年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
四次元世界の謎(内田秀男・1970年(昭和45年))
『四次元世界の謎』は、内田秀男が昭和四十五年に著した超常現象の論考集である。月刊誌『電波技術』に昭和三十八年から四十三年まで「あなたは信じますか」の題で書いた記事を抜き出したもので、魔の踏切、十三日の金曜日、地震予知、お守り札、幽霊写真、虫の知らせなどを、筆者の体験と磁場・電波の実験をもとに論じる。項目ごとに小見出しで区切り、多数の図表と写真を添える。