安井清隆による宇宙人との会合計画
どんな伝承か
宇宙人と言葉を交わしたと称する岡山の高校教師安井清隆氏は、相手の顔はギリシア彫刻のように彫りが深く、その者を含む三人の男が地球を受け持っていると語った。さらに一九六〇年七月一三日に宇宙人と会う約束があると言い添え、場所は千葉県北松戸の作家平野威馬雄氏の家の近くだと告げた。当夜は平野氏の家に記者らを含む十人が集まり、深夜に松戸の畑へ出向いたが、円盤は現れなかった。安井氏は降りられない訳があったのだろうと言い、次の土曜日に改めて機会があると言った。その後どうなったかは著者も聞いていないという。
原典より
その安井清隆氏が「一九六〇年七月一三日に宇宙人と会うことになっている」といいたした。—— 世界の七不思議-古代から現代までの29話(庄司浅水・1968年(昭和43年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
世界の七不思議-古代から現代までの29話(庄司浅水・1968年(昭和43年))
『世界の七不思議-古代から現代までの29話』は、庄司浅水が一九六八年に著した、世界の驚異と謎を語る読み物である。ビザンチウムのフィロが選んだ古代の七不思議、それに続いて選ばれた七不思議、『古代の不思議』の著者コットレルが選んだ遺跡の七つを解説し、さらにムー大陸、イースター島、ネス湖の怪獣、雪男、空飛ぶ円盤などを「世界の新不思議」として取り上げる。序に代えて「七」の数の意味を説き、各項では史家の記述や海外の新聞記事を引いて諸説を述べる。