水難前日に飛んだ大きな火の玉
どんな伝承か
津市の海岸で橋北中学の女生徒が集団で溺れ死んだ事件の前日、海から大きな火の玉が飛び上がるのを、そこで釣りをしていた人が何人も見ていたという。生き残りの梅川弘子が、のちに自分で調べて知った話である。著者らはこれを知らせに来た神の使いとみなし、火の玉は戦争や大地震、船や飛行機の事故など大惨事の直前に必ず現れると述べている。
原典より
私たちの水難事件の前日、海から大きな火の玉が飛び上がったのを海で釣をしていた人が何人も見たそうです—— 霊魂の世界 ― 心霊科学入門(板谷樹・宮沢虎雄・1971年(昭和46年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
霊魂の世界 ― 心霊科学入門(板谷樹・宮沢虎雄・1971年(昭和46年))
『霊魂の世界――心霊科学入門』は、板谷樹と宮沢虎雄が昭和四十六年に著した心霊科学の入門書である。古代の霊魂観や内外の幽霊の記録に始まり、ハイズビル事件と英米の心霊研究学会の創立、霊視・霊言などの精神的現象、物質化や心霊写真などの物理的現象、心霊治療、死と再生までを、日本心霊科学協会での実験や勝五郎再生の現地調査を交えて述べる。全十二章からなり、昭和四十二年に徳間書店から出た同題の本に筆を加え、同協会が自費出版したものである。