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「怪火」の伝承(309話)
- 峠の怪火と狐の子の仇討ち — 兵庫県加古川市
- 福良の山に出る勘次郎火 — 兵庫県南あわじ市福良(勘次郎端)
- 堅川に浮かぶ追いつけない提灯 — 東京都墨田区本所(堅川)
- 呉屋バンタの崖に燃える恋人の怪火 — 沖縄県沖縄市呉屋(呉屋バンタ)
- 空家の奥座敷で経を読む声 — 岩手県遠野市土淵町山口
- 難船者の恨みの怪火、相ノ島のマヨイ — 福岡県糟屋郡新宮町大字相島
- 江ノ島の海に灯る怪火トボシ — 長崎県西海市崎戸町江島
- 平戸で単にヒと呼ぶ海の怪火 — 長崎県平戸市
- 呼び名で怒りも喜びもするマーダー火 — 沖縄県石垣市
- 青年三人が叩き伏せた火魂 — 沖縄県石垣市
- 登野城の火魂は測候所の灯 — 沖縄県石垣市字登野城(測候所)
- 火魂が出ると噂された新川の家 — 沖縄県石垣市字新川
- 女売子の怨霊が祟る銀座の一角 — 東京都中央区銀座六丁目
- 火の玉を踏んだ塾生と白楽天の火 — 福岡県久留米市東合川九丁目下弓削(白楽天の祠)
- 宮木長者の怨霊と諏訪の森の火 — 福岡県久留米市(諏訪の森)
- 高良山をさまよう一火 — 福岡県久留米市(高良山)
- 六本松に夜な夜な出た飛火 — 福岡県福岡市中央区(六本松)
- 本宮山の怪火を打った火の番の長助 — 愛知県豊川市小田渕町
- 分部山から塔世川を下る怪火 — 三重県津市分部(分部山)
- 虎宮の跡から飛ぶ火の玉 — 大阪府摂津市大字別府(虎宮の跡)
- 神灯の油を盗んだ老婆の姥火 — 大阪府東大阪市(枚岡神社)
- 犀川から善光寺へ上る龍燈 — 長野県長野市(善光寺)
- 立山と海から飛来する山燈と龍燈 — 富山県中新川郡上市町眼目(立山寺)
- 竹藪の奥に吊り下がる提灯 — 宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町(煤孫太兵衛屋敷)
- 雨中に燃える杭と巨石の柱 — 宮城県仙台市青葉区東六番丁(東照宮御旅宮)
- 耕土に続く青い狐火の列 — 宮城県栗原市金成
- 神木の杉を売った村に続いた怪火 — 京都府京都市右京区梅ケ畑中嶋町(清竜神社)
- 病床の妻の吐物から燃え上がった炎 — 岐阜県岐阜市
- 重兵衛さんが語った怪火とえんこう — 高知県高知市北山(法経堂)
- 沢に立つ三本の蠟燭の女 — 岩手県上閉伊郡大槌町金澤(白見山)
- 供養を怠った家で暴れる火の玉 — 新潟県三条市
- 殷富門から見えた百余りの鬼火 — 京都府京都市上京区(殷富門)
- 尾に油をつけた鼠が焼いた誕生寺 — 千葉県鴨川市小湊(誕生寺)
- 花京院通の四つ辻に燃える跡なき火 — 宮城県仙台市青葉区花京院
- 追えば小僧に変わる辻番所の怪火 — 宮城県仙台市青葉区
- 供養石に立つ蝦蟇の火柱 — 岩手県紫波郡矢巾町矢沢
- 殺された小僧の杉に灯るお小僧火 — 長野県安曇野市穂高牧(満願寺)
- 畦に立てた馬の毛が放つ火 — 岩手県一関市
- 焼け石を食べ火を吐く山姥 — 長野県木曽郡上松町(焼棚山)
- 向島の夜道を照らす送り提灯火 — 東京都墨田区向島(牛島明神)
- 九品寺から飛ぶ生婦火の火の玉 — 三重県伊賀市守田町(九品寺)
- 通夜のマッチが招いた焼死 — 山形県天童市
- 暗峠の火の玉と恋敵 — 奈良県生駒市(暗峠)
- 蜘蛛の巣と沼に浮かぶ三つの焼け首 — 秋田県大仙市大曲
- 庭に据えた奇石に憑いた女 — 福島県二本松市
- 分部山から川を下る無数の怪火 — 三重県津市分部(分部山)
- 峠を埋め尽くす天狗倒しの火 — 山口県岩国市(欽明路峠)
- 川原の狐火と転がる煙草の火 — 山口県岩国市今津
- 岩国山の怪火を笑った遯庵先生 — 山口県岩国市(岩国山)
- 肝試しの道で頭上に割れた火の玉 — 山口県岩国市横山(勢溜り)
- 今津で目の前に落ちた大きな火 — 山口県岩国市今津
- 尾津の沖に浮かぶ迷い火と人の顔 — 山口県岩国市尾津
- 道祖崎で宙に消えた提灯の火 — 山口県岩国市(道祖崎)
- 盂蘭盆の夜に曲尺町を転がる青白い火の玉 — 山口県岩国市錦見曲尺町
- 母子の怨みが残る大円寺の蚊帳と井戸の火の玉 — 山口県岩国市錦見中村(大円寺)
- 由宇川のほとりに連なる幻の鮎漁の松明 — 山口県岩国市由宇町
- 雨夜の伊勢ヶ岡大茶臼に燃える怪火 — 山口県岩国市錦見伊勢ヶ岡(大茶臼)
- 雨の前夜に現れる達磨面の火 — 山口県岩国市(吸江淵)
- 紫の尾を引く人魂 — 埼玉県所沢市大字久米
- 寺へ飛ぶ人魂 — 埼玉県所沢市大字南永井
- 奉公先の死を告げた赤い火の玉 — 埼玉県所沢市大字神米金
- 家から抜けた魂の火の玉 — 埼玉県所沢市
- 家に入ってきた火の玉 — 埼玉県所沢市三ヶ島
- 所沢街道の人魂 — 埼玉県所沢市
- 山口で見た火の玉 — 埼玉県所沢市大字山口菩提木
- 燐火と岩角だった堂ヶ島の幽霊 — 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下(堂ヶ島)
- 谷底へ転落死した馬子の亡魂と青い火 — 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下(堂ヶ島)
- 宝珠山如意寺の怪火と如意宝珠 — 京都府京丹後市(宝珠山)
- 大晦日の海に立つ竜宮神の火 — 愛知県知多郡南知多町大字篠島
- 大畠の瀬戸に転がる五色の火 — 山口県大島郡周防大島町
- 霧の夜の磯に立つ舟だま — 千葉県南房総市
- 天気の変わり目を告げるヨウキ玉 — 静岡県賀茂郡西伊豆町
- 錨のそばで燃えたホボラ — 岡山県倉敷市
- 臨終に揺れた瑞松庵の箒 — 長野県木曽郡木曽町開田(瑞松寺)
- 航空本部の火葬跡に立つ青い火 — 東京都新宿区戸山町(陸軍航空本部)
- 水難前日に飛んだ大きな火の玉 — 三重県津市中河原
- 六条橋にともる狐火 — 徳島県板野郡上板町六条(六条橋)
- がぜんどうの怪火と自動車 — 徳島県徳島市八万町(がぜんどう)
- 刀に手をかけられて逃げた人魂 — 群馬県渋川市半田
- 稲生物怪録 — 広島県三次市
- 陣太鼓と炎の夢を見た監物 — 高知県土佐市積善寺
- 八番のあれの陰火 — 高知県高知市仁井田(八番のあれ)
- 台場の旗奪の夜の怪火 — 高知県高知市(台場)
- 神通川のぶらり火伝説 — 富山県富山市安養坊
- 土佐の海村の陰火と怪異群 — 高知県高知市
- 煙草を喫むと消えた沖の漁火 — 高知県高知市巽丸(和船)
- 富士山頂の観測所に灯った薄紅白の火 — 静岡県富士宮市(富士山頂高層気象観測所)
- 吹雪の夜に電柱から立った紫の炎 — 岐阜県岐阜市
- 夜汽車と並んで飛んだ青い大火の玉 — 栃木県那須塩原市大原間(那須塩原駅)
- 線路に浮かぶ赤い提灯 — 東京都品川区(大崎駅)
- 怪火の中に浮かんだ白衣の男 — 愛知県名古屋市西区新富町(庄内川鉄橋)
- 人魂が低空を飛ぶのを目撃 — 岡山県岡山市中区福泊
- 鳥居前で見た一丈の装束の人物 — 静岡県静岡市清水区三保(御穂神社)
- 夕立の夜に椎の木から出た火の玉 — 愛知県弥富市荷之上町
- 暮れの山道に飛来した火輪 — 高知県土佐清水市(足摺山)
- 三尺坊来臨の夜に舞った消し忘れの提灯 — 愛知県名古屋市中区錦三丁目
- 焼けずに鎮まった物置の猛火 — 山形県鶴岡市
- 臨終の家から出た二つの光の玉 — 東京都港区
- 網も飯盒もすり抜ける御岳の人魂 — 長野県木曽郡木曽町(賽ノ河原)
- TBSの御岳人魂取材 — 長野県木曽郡木曽町(賽ノ河原)
- 木曽御岳・賽ノ河原の人魂の群れ — 長野県木曽郡木曽町(賽ノ河原)
- 付知の河原に並んでは消える狐火 — 岐阜県中津川市付知町
- 早池峰山の天灯籠と梵珠山の御灯明 — 岩手県遠野市(早池峰山)
- 七月九日に飛ぶ梵珠山の御灯明 — 青森県梵珠山
- 雨を知らせる大多和ひろその灯 — 香川県さぬき市前山大多和
- 北の御殿の幽霊と白鳥の怪火 — 福島県南会津郡下郷町奈良原(北の御殿)
- 元日に自然と灯がともる灯明松 — 大阪府富田林市(灯明松)
- 山神の祭日に谷間から上る無数の火光 — 新潟県南魚沼市
- 宮島七不思議の第一、龍宮の灯明 — 広島県廿日市市宮島町
- 赤井岳へ登る海の龍灯 — 福島県いわき市平赤井(赤井岳)
- 一夜待っても現れぬ不知火 — 長崎県島原市
- 毎夜十一時過ぎの山口の一つ火 — 長野県上田市
- 灯明台の明かりを龍灯と見誤る — 新潟県三島郡出雲崎町
- 越中の眼目山に伝わる龍灯 — 富山県中新川郡上市町眼目(立山寺)
- 土佐の蹉陀岬に伝わる龍灯 — 高知県土佐清水市足摺岬
- 八丈島で猫が見せる火 — 東京都八丈町
- 村を転げまわる乗丹坊の火の車 — 福島県河沼郡会津坂下町上宇内
- 古鼬が起こした高伝寺の怪火 — 岩手県紫波郡矢巾町大字高田(高伝寺)
- 泊り客を殺す山里の六部殺し — 青森県三戸郡五戸町浅水
- 赤と黒の蝋燭が示す埋蔵金 — 岩手県奥州市
- 六部を殺した家に燃える怪火 — 青森県三戸郡五戸町大字浅水
- 鼬の怪火と大入道 — 岩手県紫波郡矢巾町大字高田(高伝寺)
- 水田の上を往復するとうかん火 — 千葉県佐倉市坂戸尾牛
- 印旛沼の舟に乗り込むカワボタル — 千葉県佐倉市
- 直八さんの山を走る狐の嫁入りの火 — 千葉県佐倉市小竹
- 跡の残らない灰焼きの火と鳴く狐 — 群馬県高崎市倉渕町権田亀沢
- 光り玉と火の柱、帰ってきた戦死者の魂 — 群馬県高崎市陣田
- 稲荷火(狐火) — 埼玉県八潮市大字鶴ケ曽根(カラスゴダ)
- 赤い火の玉(鼬の仕業) — 埼玉県八潮市大字上馬場
- 浮塚往還の狐火 — 埼玉県八潮市大字大曽根
- 幸之宮土手の人魂 — 埼玉県八潮市
- 追いつけない自転車の消えた明かり — 群馬県邑楽郡千代田町大字赤岩
- 弁天さんへの道に飛ぶ火の玉 — 群馬県邑楽郡千代田町大字新福寺
- 下社入り口の大けやきの怪光 — 長野県南佐久郡小海町大字豊里松原(諏訪神社下社)
- りんきの梢を過ぎる光り玉 — 長野県南佐久郡小海町
- 本間川の向こうを飛ぶ光り物 — 長野県南佐久郡小海町本間川
- 土蔵から出た人だま — 長野県南佐久郡小海町
- 阿登久良山へ流れた尾を引く光 — 長野県南佐久郡小海町宿渡
- 大戸やの峰に立った三メートルの火柱 — 長野県南佐久郡小海町大字稲子
- すげの久保とゆるぎ石に立つ火柱 — 長野県南佐久郡小海町本村すげの久保
- 岩鼻の山上の光と火の粉 — 長野県佐久市下小田切(岩鼻)
- 屋根をころがった火の玉 — 長野県南佐久郡小海町
- 取出原の火の玉 — 長野県佐久市(取出原)
- 寺の門を通った人玉 — 長野県南佐久郡小海町
- 松原長湖のきつね火 — 長野県南佐久郡小海町大字豊里松原(長湖)
- 針も拾える明るさの湯の坂の狐火 — 長野県南佐久郡小海町大字稲子(湯の坂)
- 唐沢岩辺の狐火 — 長野県南佐久郡佐久穂町大字高野町(桂霄寺)
- 明光寺裏の狐火 — 長野県南佐久郡佐久穂町大字上(明光寺)
- 五郎左衛門日記の呼び声 — 長野県南佐久郡南相木村火打石
- 吉田土手のキツネの嫁入り — 茨城県取手市吉田
- 提灯の連なるキツネの嫁入り — 茨城県取手市小堀
- 人の死を告げるタマセ — 茨城県取手市小文間
- 人魂 — 山梨県富士吉田市向原
- 人魂(万年寺) — 山梨県富士吉田市向原(万年寺)
- 開墾しようとした持主が消えた狐塚 — 奈良県奈良市南古市町(狐塚)
- 八代尊が口から吐いた飛火野の火 — 奈良県奈良市(飛火野)
- 陣屋を焼いた庄屋の怨みと地蔵 — 奈良県奈良市柳生町(柳生小学校)
- 追っても縮まらぬ提灯の火 — 岩手県宮古市重茂荒巻
- 伊予橋の水面に燃えた青白い炎 — 東京都墨田区立川(伊予橋)
- 越後七不思議・地中から燃える火 — 新潟県三条市
- 本所七不思議の送り提灯と消えずの行灯 — 東京都墨田区本所
- 夜ごと光った上高尾寺谷の燈明杉 — 群馬県富岡市上高尾寺谷(燈明杉)
- 天狗火(秋葉の魔火) — 静岡県浜松市天竜区(秋葉山)
- 人魂の落ちた跡から湧く蚋 — 東京都葛飾区青戸(葛西)
- 箱根宿の鬼火 — 神奈川県足柄下郡箱根町箱根(箱根宿)
- 印旛沼のカハボタル — 千葉県印西市吉高
- 印旛沼漁師・カハボタル生捕り — 千葉県印西市吉高
- 呼べば近づく若松の田圃の狐火 — 福島県会津若松市
- 小松山のふもとの狐の嫁入火 — 島根県大田市大田町大田加士(小松山)
- 灯油を盗んだ僧の亡霊が化した油坊 — 滋賀県守山市欲賀町
- 山を登って増えていく灯 — 愛知県新城市横川横山
- 折元峠と天狗棚のあいだの怪火 — 愛知県北設楽郡設楽町津具(折元峠)
- 闇峠で火の玉が化した男女の争い — 奈良県生駒市(暗峠)
- 枚岡神社の油を盗んだ姥の燃火 — 大阪府東大阪市(枚岡神社)
- 久六島の沖に燃える亡者舟の火 — 青森県西津軽郡深浦町(久六島)
- 火を噴いた行人塚と耕山寺の祈禱 — 茨城県常陸太田市瑞龍町(行人塚)
- 狐火の体験談 — 神奈川県平塚市
- 火の玉の体験談 — 神奈川県平塚市
- 山伏の恨みが燃える日光坊の火 — 大阪府茨木市
- 相撲を取る二人が見える堅田の怪火 — 滋賀県大津市堅田
- 小須戸の舟人を包んだみのぼしの火 — 新潟県新潟市秋葉区
- 新潟近くの舟を包んだみのぼし — 新潟県新潟市
- 飯柳の稲荷の先で川に落ちた三人 — 新潟県新潟市秋葉区飯柳
- 大秋村の猟師が語るみのぼしの心得 — 新潟県新潟市秋葉区大秋
- 米山の御鉢に舞う竜燈 — 新潟県頸城郡
- 海から薬師堂へ登る赤井岳の竜燈 — 福島県いわき市(赤井岳)
- 分部山から塔世川を下る百の怪火 — 三重県津市分部(分部山)
- 手拭いや座布団から火が出る寺 — 福井県福井市風巻町
- 貂のしわざとされた林松寺の怪火 — 新潟県新潟市中央区(林松寺)
- ゆうれい火が飛んでくる幽霊石 — 香川県東かがわ市川股(幽霊石)
- 置き去りにされた盲人の泣き声が聞こえる五人そわえ — 香川県香川郡直島町(五人そわえ)
- 昼は山に夜は海に下るモウレエの魂 — 鹿児島県薩摩川内市下甑町瀬々野浦
- 衛門の陣へ人を引く黒衣の鬼神 — 京都府京都市上京区(衛門陣)
- 本多家の門に入った狐の嫁入り — 東京都中央区八丁堀(本多家屋敷)
- 尾州高田村の怪火と狸 — 愛知県名古屋市瑞穂区高田町
- 提灯の火を細らせる火取魔 — 石川県加賀市山中温泉
- 屋根に落ちて火事を招く天火 — 熊本県玉名郡
- 鬼火の珍しい呼び名イゲボ — 三重県度会郡
- 大きな火の玉が細かく分かれる下甑島のキカ — 鹿児島県薩摩川内市(下甑島)
- 桝目をごまかした油売りが化した坊主火 — 石川県白山市
- 殺された博徒権五郎の火と雨の兆し — 新潟県三条市
- 三角池に落ちた二人の女が争う火 — 宮崎県延岡市(三角池)
- 大晦日に氏神の後ろへ下りる提灯の火 — 愛媛県松山市(怒和島)
- 狐の嫁入り — 栃木県栃木市片柳町一丁目(芝塚山)
- 十の字――むじなの怪火 — 栃木県栃木市(東郷堀)
- 検林に降る提灯大の竜燈 — 福島県南会津郡南会津町長野(検林)
- 火の行列きつねの嫁入り — 栃木県真岡市
- 粟井坂まで山を渡る怨霊火 — 愛媛県松山市(粟井坂)
- 隣家の火事を告げるモエカビ — 神奈川県秦野市寺山
- 隣が燃えるのをモエカビと呼ぶ — 神奈川県秦野市寺山
- 落ちた家が富むカネ玉 — 神奈川県秦野市鶴巻
- 土葬の墓に燃える燐 — 神奈川県秦野市今泉
- 大乗院から南へ飛んだ人魂 — 神奈川県秦野市下大槻
- 葬式の前夜に本堂へ入る人魂 — 神奈川県秦野市鶴巻
- 日清戦争の戦死者の人魂 — 神奈川県秦野市渋沢峠
- 隣の老人の死を告げた赤い光 — 神奈川県秦野市渋沢峠
- 火の玉でたばこに火をつけた祖父 — 神奈川県秦野市曽屋山谷(善波峠)
- 大根駅手前の不思議な急ブレーキ — 神奈川県秦野市南矢名(東海大学前駅)
- 蛇沼の松林に光った火の玉 — 茨城県龍ケ崎市若柴町(蛇沼)
- ドウロクジンサマに入る狢の提灯火 — 茨城県龍ケ崎市八代町下八代(ドウロクジンサマ)
- 棒山の松にともる狢の提灯 — 茨城県龍ケ崎市羽原町(棒山)
- 鏡塚に燃えて跡を残さぬ火 — 茨城県龍ケ崎市貝原塚町(鏡塚)
- 小雨の晩に並んだ狐の嫁入りの火 — 茨城県龍ケ崎市泉町
- 道仙田の道の狐の嫁入りの火 — 茨城県龍ケ崎市川原代町道仙田
- 狐の嫁入りは息吹き — 茨城県龍ケ崎市川原代町道仙田
- 狐の嫁入りの提灯 — 茨城県龍ケ崎市川原代町知手
- 家の棟から飛び立つ青い人魂 — 岐阜県美濃加茂市
- 毛長の土手の狐の嫁入り — 埼玉県草加市
- 田を渡る狐の列に見えた提灯 — 埼玉県草加市吉町二丁目
- 森から出る狐の嫁取りの提灯 — 埼玉県草加市
- 提灯をつけた狐の列に魚を取られる — 埼玉県草加市遊馬町
- 新里の蓮沼の狐の嫁入り — 埼玉県草加市新里町(蓮沼)
- 越谷の実家で見た提灯と狐の泡 — 埼玉県越谷市
- 藪を移る狐の提灯行列 — 埼玉県草加市新善町
- 火柱と入鹿池決壊 — 愛知県犬山市(入鹿池)
- 山之腰の無縁仏の火柱 — 愛知県北名古屋市山之腰
- 新川堤防の亡者の提灯 — 愛知県北名古屋市
- 天狗の目撃 — 愛知県北名古屋市徳重米野
- 新川堤防の狐火(落金の霊) — 愛知県北名古屋市九之坪東出
- 馳走を奪う加島のカンネ狐 — 愛知県北名古屋市加島新田(富士浅間社)
- 徳重のカンテラ — 愛知県北名古屋市徳重
- 国霊社の鼻天狗 — 愛知県北名古屋市徳重米野(国霊社)
- ケチビ(高知高岡) — 高知県高岡郡
- キツネビ(相州葉山ほか) — 神奈川県三浦郡葉山町
- カネノカミノヒ(金沢) — 石川県金沢市
- オクリビ(京都南桑田) — 京都府亀岡市
- ジャンジャンピ(愛媛周桑) — 愛媛県西条市
- 亡き娘を知らせる火の玉 — 長野県南佐久郡佐久穂町大字畑佐口
- 旧正月六日の夜に御山へ上る厳島の龍燈 — 広島県廿日市市宮島町
- 怪火――狸の火の行列 — 徳島県那賀郡那賀町木頭出原(瑞傳寺)
- クリウ谷のオカマへ飛ぶ青い火 — 徳島県那賀郡那賀町木頭北川久井谷
- 地蔵の油を盗んだ者が化した大津の迷い火 — 滋賀県大津市
- 鳥部山の三昧の地に現れる火前坊 — 京都府京都市東山区(鳥辺山)
- 明滅して行き来するキツネノ嫁入り — 群馬県吾妻郡高山村大字尻高北之谷
- 夜に赤く光る引接畷の埋蔵伝説 — 福井県鯖江市鳥羽町(引接畷)
- 田中ぼん(田中の墓の火の魂) — 石川県鹿島郡中能登町井田
- 折元峠に現れた天狗の火 — 愛知県北設楽郡設楽町津具上津具(天狗棚)
- 保津川に沈んだ乳母と青い火 — 京都府亀岡市保津町(乳母ヶ淵)
- 雨の晩に広がる阿曽津の蛍火 — 滋賀県長浜市西浅井町小山
- 赤子を沈めた嫗の火の玉が出る淵 — 京都府亀岡市保津町(嫗が淵)
- 川俣川を下る千方の火と今見大明神 — 三重県津市家城(今見大明神)
- 晦日に鶏島から上がる三つの竜灯 — 山口県岩国市
- 笠井山の妙法寺にともる竜灯 — 岡山県岡山市北区牧石(妙法寺)
- 金城橋に身を投げた夫婦の遺念火 — 沖縄県那覇市識名(識名坂)
- 東江に燃える簪の無念火 — 沖縄県名護市東江
- アチ兼久の浜に走るキジムン火 — 沖縄県国頭郡伊江村(アチ兼久)
- 歌で鎮められ歌で戻った識名の遺念火 — 沖縄県中頭郡読谷村字宇座
- 謝苅坂で夫を追った新妻の遺念火 — 沖縄県中頭郡北谷町謝苅(謝苅坂)
- 偽役人を殺した村に漂う遺念火 — 沖縄県中頭郡北谷町
- 坂下に灯る識名の遺念火 — 沖縄県那覇市首里池端町
- 呉屋バンタから落ちた恋人たちの怪火 — 沖縄県沖縄市呉屋(呉屋バンタ)
- 死んだ場所で会う豆腐売りの夫婦 — 沖縄県中頭郡読谷村字瀬名波
- 竜宮の御神火や清正の枕石が伝わる篠島 — 愛知県知多郡南知多町大字篠島
- 盗まれて讃岐で啼いた常観寺の地蔵 — 愛知県江南市小折(常観寺)
- 雨の夜に炎に照らされる焼け地蔵 — 愛知県豊川市白鳥町(焼け地蔵)
- 清須城跡と愛宕社を往復する狐火 — 愛知県清須市朝日(愛宕社)
- 宮坂の松に現れる火の玉ごひん様 — 愛知県田原市谷熊町(宮坂)
- 梵鐘の怨霊と夜毎の怪火・竜燈 — 茨城県結城郡八千代町大字栗山(仏性寺)
- 三回まわると出る提燈塚 — 東京都町田市本町田(提燈塚)
- 雨夜の怪火を地蔵で鎮めた十一人塚 — 埼玉県比企郡鳩山町大字奥田(十一人塚)
- 屋根を照らすムジナの提灯 — 千葉県成田市
- 毎月二十四日に龍灯が上がる宇賀神山 — 新潟県佐渡市両尾(宇賀神山)
- 加賀山中温泉の火取魔 — 石川県加賀市山中温泉
- 越後のミノムシ(蓑火) — 新潟県西頸城郡
- 備後御調郡海上のタクラウビ — 広島県備後御調郡
- 奈良柳本のジャンジャン火 — 奈良県天理市柳本町
- 加賀鳥越村の坊主火 — 石川県白山市
- 近江野洲郡欲賀の油坊 — 滋賀県守山市欲賀町
- 越後本成寺村のゴンゴロウ火 — 新潟県三条市
- 延岡三角池のヲサ火 — 宮崎県延岡市(三角池)
- 追いはぎと古井戸の灯りのはじまり坂 — 千葉県市川市曽谷(はじまり坂)
- 雨の夜に二階から見た狐の嫁入り — 千葉県市川市欠真間
- 夜明け前に連なる狐の嫁入りの灯 — 千葉県我孫子市布佐
- 鉈切神社から舞い上がる竜灯 — 千葉県館山市(鉈切神社)
- 太田山の田んぼに並ぶ狐の提灯 — 千葉県木更津市(太田山)
- 梢から光が飛び出す穴八幡の神木 — 東京都新宿区高田町(穴八幡神社)
- 利根川の怪火が消えた龍燈観音 — 千葉県印西市中根(龍燈観音)
- 平砂浦で夜通し見た火柱 — 千葉県館山市(平砂浦)
- 頼朝を拒んだ大田子の茶釜の禁忌 — 千葉県館山市神余大田子
- 龍燈が集って焼けた湊の松 — 香川県東かがわ市湊(龍燈松)
- 怪火に誘われ帰らなかった古市の狐塚 — 奈良県奈良市古市町(狐塚)
- 船を調伏した山伏七人の塚 — 和歌山県田辺市馬我野鎌倉(七人塚)
- 岩櫃城の白米流しと飛んだ首 — 群馬県吾妻郡東吾妻町大字原町(岩櫃城)
- 分かれては一つに戻るケンモンウマツ — 鹿児島県大島郡
- 田の畦を並んで行く二つ三つの明かり — 鹿児島県大島郡伊仙町大字面縄上面縄
- 龍谷橋の先に浮かぶ青白い天狗の提灯 — 埼玉県飯能市(龍谷橋)
- 折元峠と天狗棚の間に舞う怪火 — 愛知県北設楽郡設楽町津具(折元峠)
- 頭上を跳び越えた山の犬と松明の幻 — 愛知県豊田市梨野町
- 呼ばれて飛んできた大山の怪火 — 高知県安芸市