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稲荷火(狐火)

所在地埼玉県八潮市大字鶴ケ曽根(カラスゴダ)
登場村人
出典八潮市史 民俗編――伝説・怪異

どんな伝承か

稲の穂が出はじめる季節の夕暮れどきになると、松之木に寄ったあたりのカラスゴダと呼ばれる所に、稲荷火が見えたという。火は低いところに七つほど並んでいた。カラスゴダは、いまの八潮病院の近くにあたる場所である。鶴ヶ曽根下に住む人が語った話で、市史では狐・狢・狸にまつわる自然伝説のいちばん初めに、この稲荷火の話が置かれている。

原典より

稲の穂が出かかる季節の夕暮時になると、松之木寄りのカラスゴダ(現八潮病院付近)に稲荷火が見えた。—— 八潮市史 民俗編――伝説・怪異(八潮市(編)・八潮市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

八潮市史 民俗編――伝説・怪異(八潮市(編)・八潮市史)

『八潮市史 民俗編――伝説・怪異』は、埼玉県の『八潮市史』民俗編から伝説の部分を収めたものである。市内の各地区で聞き取った稲荷火や狐の嫁取り提灯、狢・河童・蛇の話、徳川家康の鷹狩りにちなむ地名や塚の由来、地蔵や人魂、念仏橋の話を、話者の言葉づかいのまま地区名を添えて並べる。概説のあとに自然伝説・歴史伝説・信仰伝説の三つに分け、話の群ごとに『日本民俗事典』や『武蔵の伝説』などを引いた参考を付ける。

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