明光寺裏の狐火
どんな伝承か
狐火は二、三十から多いときは五十も出ることがあり、横一列に並んではぱっと消え、また現れる。あちらが消えたかと思えばこちらが青白く光り、いっせいにともることもあるという。佐久町上区影の岡部前さんも、雨の夜などに家の庭に出ていると、明光寺の裏手に狐火が見えたと語っている。
原典より
佐久町上区影の岡部前さんも、一雨の夜など家の庭にいると明光寺の裏に狐火が見えたという。—— 南佐久郡誌 民俗編――伝説・世間話(南佐久郡(編)・南佐久郡誌) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
南佐久郡誌 民俗編――伝説・世間話(南佐久郡(編)・南佐久郡誌)
『南佐久郡誌 民俗編――伝説・世間話』は、長野県南佐久郡の郡誌民俗編から、第十三章「伝説と歌謡」の昔話・伝説・世間話の部分を収めたものである。郡内に伝わる鳥呑み爺や古屋のもりなど十一話の昔話、離山・白駒の池・おかんばあさんなどの伝説、光り物・あずきとぎ・天狗・かっぱ・狐火・家つき童子などの世間話を集める。伝説の後半には藤沢衛彦編『日本伝説叢書・信濃の巻』から佐久に関わる話を原文のまま引き、世間話は話題ごとに体験談を並べる。