水抜穴に敵を埋めた温湯城
どんな伝承か
永禄三年、毛利勢に攻められて城中の飲み水が尽きたが、城方は丘の上から白米を落として水と見せかけた。毛利勢は山を掘り抜いて水を涸らそうとしたので、城方は石を投げ入れて穴の口を塞ぎ、多くの兵を生き埋めにしたという。その水抜穴の跡は、今も残っていると伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。