旱魃の堰に水を引いた水引地蔵
どんな伝承か
嘉永六年、三照・倉沢・高寺の三つの村が旱魃に苦しんでいたとき、高寺堰で誰とも知れぬ者が水引きに奔走していた。おかげで高寺の村人は災いを免れることができた。人々はこれを朝日地蔵とも水引地蔵とも呼んでおり、この地蔵の加護だろうというので、その年の十月一日に神楽を奉納したという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。