焼かれた百匹の牛馬を埋めた塚
どんな伝承か
気仙郡の長部に百匹塚と呼ぶ塚がある。年の暮れ、貧しい兄が金持ちで欲の深い弟のもとへ金を借りに行ったところ、逆に牛を一頭取り上げられた。弟はその牛を足して所有を百匹にした。兄はこれを恨んで火を放ち、百匹の牛馬を焼き殺してしまった。その牛馬を埋めた塚だというので、百匹塚と呼ぶと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。