大洪水の溺死者を葬った千人塚
どんな伝承か
岡山県の旧児島郡福田村広江、いまの倉敷市にあたる土地に千人塚がある。明治十七年に起きた大洪水では九百人あまりが溺れて命を落としたと伝えられ、その亡骸をまとめて葬ったのがこの塚だと『児島郡誌』は記している。多くの死者を一度に葬った跡として、土地では千人塚の名で語り継がれてきた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。