雲仙の海嘯の溺死者を葬る千人塚
どんな伝承か
寛政四年四月一日、雲仙岳が鳴動して大きな海嘯が起こり、多くの溺死者が出た。熊本県の旧玉名郡睦合村、いまの玉名市にあたる土地にある千人塚は、そのときに命を落とした人々を葬った塚だと伝えられる。『玉名郡誌』などが記録しており、災害の犠牲者をまとめて葬った塚である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。