宇宙の最高神と交信する女性社長
どんな伝承か
女性社長の活動を本にまとめる仕事で著者が会った一人に、一流大学を出て小さな会社をひとりで切り盛りする、才気にあふれ人当たりのよい社長がいた。数年後に再会すると、彼女は自分には宇宙の最高神がついていて自由にやりとりできると話すようになっていた。透視したという内容をいくつか聞かされたが、後で確かめるとすべて外れていた。紹介者によれば、娘を事故で亡くしてから霊感を授かったらしい。社長は人柄も変わり、約束を守らず報酬も払わなくなった。早朝八時にJR横須賀駅前へ来るよう命じられ、静岡を朝五時に出て着くと、今日は仕事がないと言われ、交通費も出なかった。
原典より
自分には宇宙の最高神がついていて自由にやりとりをすることができると話すのだ。—— 実録 あなたの知らないオカルト業界(三浦悦子・2014年(平成26年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
実録 あなたの知らないオカルト業界(三浦悦子・2014年(平成26年))
『実録 あなたの知らないオカルト業界』は、三浦悦子が二〇一四年に著した体験記である。ライターとして約二十年にわたり取材や個人的な関わりを持った新興宗教の教祖、気功師、霊能者、能力開発セミナー、フリーエネルギーの売り込み手らの内幕を、自らの見聞として綴る。「はじめに」と「おわりに」の間に九つの話を置き、拝み屋、生き霊、御神行などの題材ごとに副題を付けて語る。