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呪われた家の子と避けられた靖

所在地千葉県館山市上野原
登場英男、源兵、奥さま・自殺、本間家当主、下男・語り手
出典恐怖の事実と悪霊を除く法-本間家の話

どんな伝承か

昭和二十四年、英男の長男の靖は、もともと神経の細い少年で、周りの人々から呪われた家の者として見られ、扱われることをひどく気に病んでいた。学校では誰もが気味悪がって友達になってくれず、釣りの好きな靖は少し離れた町まで出かけて釣り仲間を作ったが、その仲間も、靖があの本間家の子で、家で何が起きたかを知ると、決まって離れていった。靖自身には何の変わったところもなく、おとなしい良い子だったが、みんなが自分を白い眼で見ると父の英男に泣いて訴えていたという。源兵は、当時は他人の不幸を面白がるひどい噂が飛び交っていたと振り返る。

原典より

学校のお友達にしても、誰も気味悪がって、友達になってくれないのです。—— 恐怖の事実と悪霊を除く法-本間家の話(中岡俊哉・1976年(昭和51年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

恐怖の事実と悪霊を除く法-本間家の話(中岡俊哉・1976年(昭和51年))

『恐怖の事実と悪霊を除く法-本間家の話』は、中岡俊哉が一九七六年に著した『悪霊があなたを狙う』(双葉社)のうち、まえがきと目次、第一話「“幽霊屋敷”悪霊のたたり」を収めたものである。千葉県館山市上野原の網元本間家で、娘の神隠しを発端に一家が絶えるまでの出来事を、元下男の源兵じいさんが著者に語った聞き書きの形で記す。目次には悪霊憑依の実話十一話の題と、霊魂の存否と悪霊対策を論じる「悪霊を除く法」の章が並ぶ。

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