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床の間の前で品物が消える屋敷

所在地東京都練馬区
年代昭和43年
登場C子、A氏の娘
出典霊魂の謎-新版タナトロギー入門

どんな伝承か

東京都練馬区で先祖代々の大地主であるA氏の屋敷では、昭和四十三年から、先代が建てた客間の床の間の前の畳に物を置くと、一時間足らずで消えてしまうようになった。娘の着物二枚が消え、お手伝いさんは花瓶の木箱が畳に吸い込まれていくのを見て気を失った。著者は雑誌記者やテレビのディレクター、医者、刑事らを立会人に一日かけて実験し、時間帯や大きさ、材質を問わず十数点の品物が消えるのを確かめた。小さな物ほど早く、早いもので十五分ほど、遅いもので一時間ほどで消え、プラスチックは大きさの割に時間がかかった。だが畳にも床下にも仕掛けや品物は見つからなかった。A氏はその部屋を取り壊したが、八年後には別の部屋で、夜中に品物が宙に浮いて飛び回るポルターガイスト現象が起き始めたという。

原典より

その現象とは、部屋の床の間の前の畳の上に品物を置くと、それが消えてなくなるのである。—— 霊魂の謎-新版タナトロギー入門(中岡俊哉・1990年(平成2年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

霊魂の謎-新版タナトロギー入門(中岡俊哉・1990年(平成2年))

『霊魂の謎-新版タナトロギー入門』は、昭和四十八年に新書版で出た『タナトロギー入門』を、中岡俊哉が文庫化にあたって大幅に加筆・訂正した心霊研究の本で、まえがきは一九九〇年九月付である。著者自身の霊体験から説き起こし、背後霊・地縛霊・騒霊・悪霊・祖先霊・金縛り・淫霊の事例、臨死体験と転生、死者の声の録音や自動書記、恐山のイタコ、心霊治療、心霊写真の鑑定を国内外の例で述べる。まえがきでは「七疑三信」という著者の調査の立場を語っている。

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