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光の廊下の手前で引き返した夢

所在地神奈川県川崎市川崎区
年代現代
登場U・K、臨死体験者、研究者、体験者(夢の中で体外離脱した女性)
出典臨死体験(立花隆)

どんな伝承か

川崎市のU・Kさんが高校三年のころに見た夢である。古い木造の病院か教室のような部屋の白いベッドに寝ていて、自分は死ぬのだと悟るが怖さはなく、静かに受け入れた。すると体から抜け出て背中を天井に貼りつけたまま浮かび、病室を出て長い渡り廊下を進んだ。下を歩く人は気づかない。廊下の先には光を混ぜたようなまぶしい青空が見え、そこまで行けば一瞬で空へ吸い上げられるとなぜかわかったので、手前で引き返した。登校拒否や摂食障害に苦しんでいた彼女は、このころから立ち直り始め、廊下での引き返しが人生の引き返しに重なる気もすると語っている。

原典より

そして私は(パターンの通りなのだが)、自分の体をヒュッと抜けだして天井に背中がピタッと貼りつくかっこうで宙に浮く。—— 臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション)

『臨死体験(立花隆)』は、立花隆が著したノンフィクションである。一九九一年三月放送のNHKスペシャルのための取材を出発点に、日本と欧米の体験者の証言、キュブラー・ロスやムーディら研究者への聞き取り、「文藝春秋」連載中に寄せられた体験談を収める。体外離脱、光の体験、文化による体験の差、感覚遮断や脳の仕組みを章ごとに論じ、末尾で現実体験説と脳内現象説を比べたうえで、著者は基本的に脳内現象説に立つと述べる。

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