一鍬の行事の松が育った鍬松
どんな伝承か
川原代村西道では、正月十一日の田耕始めに一鍬と称し、松の枝を二、三本さして注連を張る行事を行う。そのときの松が成長したものだと伝える。また同じ松を、この地の旧家である木村氏の祖先が一鍬の行事のときにさしたものだとも伝えている。茨城名勝誌は一鍬を一月三日の行事だとする。
原典より
正月十一日田耕始めに、一鍬と稱し、松の枝を二三本さして注連を張って行ふ行事の時の松が、成長したといふ(相馬傳說集)。—— 日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。