夫の墓前で自害した釈迦一御前の十三塚
どんな伝承か
御笠と夜須の境をなす二つの村に、十三塚が東西に並んでいた。米一丸の正妻である釈迦一御前が十二人の侍女を連れて筑前へ下り、夫の墓の前で自害したので、その怨霊を鎮めるために築いたものだという。また同じ村の字朝日にも今なお十三塚が並んでおり、こちらは筑紫広門が大友家と戦って敵を千三百人討ち取り、百人ずつ埋めて築いたものだと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。