童子に業病を告げられた呼坂
どんな伝承か
永禄の頃、金川の城主松田左近将監が一の宮を滅ぼして帰る途中、点頭坂まで来たときのこと。呼坂で童子が現れ、当社を汚したから三年のうちに報いを与えると呼びかけた。松田は今すぐ報いてみよと嗤ったが、のちに業病を得て果てたという。呼坂・香坂・点頭坂という坂の名は、この出来事から起こったと伝える。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。