堂守の悪行で往来が絶えた谷
どんな伝承か
火打谷という場所に郡の第二十番の札所があった。三百年ほど前、そこの堂守であった新蔵という者が参詣人を殺して金を奪っていたことが露見し、石ころ詰の刑に処された。もと桜峠と呼ばれていたこの地は、それ以来生首谷と呼ばれ、人の往来も絶えたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。