旅人の宿となった奈半利の大杉
どんな伝承か
奈半利にある大杉を宿屋杉という。藩政のころ、この辺りは十里のあいだに人家がなく、道中で急な雨に遭った旅人は、数日のあいだこの木の下に身を寄せて雨をしのいだ。旅人の宿代わりになったことからこの名が付いたと伝えられる。
原典より
藩政時代には附近十里の間は人家なく、途中急雨に遭つた旅人は、数日間この樹の下に宿るものがあつたといふので、この名がある。—— 日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。