盆の三晩に燈がともる提灯松
どんな伝承か
官林の中に大きな黒松があった。掛川の町から眺めると、七月の盆の十五日から十七日までの三晩だけ、その梢の上に灯が見えるといい、提灯松と呼ばれた。伐ろうとした者は前夜に急な病を得て手をつけられなかったとも、刃物を入れると血が流れ出して伐れなかったとも伝える。
原典より
靈是官林中に大きな黒松があつた。—— 日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。