塩鯖を供えて踊る雨乞いの石
どんな伝承か
能美郡白江村、八幡から東へ八町ほど行ったところに馬鞍堤と呼ばれる場所がある。そこに石がひとつ据わっていて、日照りが続くと村人は岩の上に塩鯖を供え、声を張り上げて踊った。そうすれば大雨が降るといい、この雨乞いは明治の半ばごろまで行われていたという。『能美郡誌』に見える。
原典より
八幡より東八町のところに馬鞍堤といふ處がある。—— 日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。