一夜が十夜に思えた十夜橋
どんな伝承か
四国街道の往還筋に架かる橋である。弘法大師がこのあたりで異人のもてなしを受けたという話が伝わっており、大師がこの橋の下で一夜を明かしたとき、その一夜が十夜も過ぎたように長く感じられたという。橋の名はそこから起こったと伝えられている。
原典より
弘法大師が異人の饗應を受けたといふ物語があり、この橋に一夜露宿したのが、十夜も経つた様な思ひをしたといふ。—— 日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。