いろは四十七字を書いた硯の水
どんな伝承か
知多郡内海村大名切(現在の南知多町内海)に、いろは水と呼ばれる湧き水がある。弘法大師がいろは四十七字を作ったとき、この水を硯の水に用いたと伝えられる。病を得た者がこれを飲めば必ず癒えるといわれ、遠くから汲みに訪れる人が絶えないという。
原典より
大師が四十七字を作るとき硯水に用ひたといひ、いろは水ともいつて、病人が飲むと必ず癒ゆるといつて、汲みに来る者が多いといふ。—— 日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。