白蛇を乗せて来た白亀の伝説
どんな伝承か
白子神社には、白い亀が白い蛇を背に乗せてやって来たという伝説がある。南白亀という地名は、この言い伝えから生まれたとされる。のちに、神社の氏子である幸治・中里・古所・八斗・驚・五井・剃金・牛込・浜宿・関・福島・日当の十二か村をひとまとめにして、南白亀郷と呼ぶようになった。さらに明治二十二年に町村制が敷かれたとき、五井・剃金・牛込・浜宿の四か村が一つになり、古い郷の名を受け継いで南白亀村と名のった。
原典より
白子神社の伝説に「白亀が白蛇を乗せ来った」とある所から南白亀という地名がおこった。—— 白子町史 より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
白子町史
『白子町史』は、千葉県白子町の歴史を記した町史である。一ノ荘、五井、驚村、南白亀、観音堂などの地名の由来、源頼朝の駒止橋や御殿山の伝説、宝暦の新川開鑿、驚獅子の雨乞い、田辺万吾や皆川検校の事績、お塚山の伝承を、由来記や家の文書、村誌を引いて記す。地名と伝説を十三の項に分けて述べ、続く第五節には常福寺のらかんまきや白子神社のなぎなどの天然記念物を図とともに載せる。