いぼおとし
どんな伝承か
傍示の上手に、藪と樫の古木が茂る一角があり、その奥に菅原神社がある。鳥居から北へ続く石段は崩れていて上れないので、手前から北へ上って東へ折れると、社殿へ続く石段の下に出る。石段の左手には手洗石があって、くぼみにたまった雨水に樫の落ち葉が浮かんでいる。この水をいぼにつけると、いぼがすっかり取れてなくなるといわれ、遠くからもわざわざお参りに来る人があるという。
原典より
この水をいぼにつけるといぼがなくなるといい、遠いところからお参りがあるという。—— 交野市史 民俗編――伝説(交野市(編)・交野市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
交野市史 民俗編――伝説(交野市(編)・交野市史)
『交野市史 民俗編――伝説』は、交野市が編んだ市史の民俗編から伝説の章を収めたものである。交野の各地に伝わる池・古墳・寺社・地名にまつわる伝えを集め、産所とよな池、弘法大師の蚊封じの池、獅子窟寺の再建の由来、小松寺の起こりなどを、所在地や文献の記述を添えて記す。郡津・倉治・私部・森・寺・傍示・私市・星田の八地区を節に立て、地区ごとに話を並べる。