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万年寺の玄関の戸

所在地山梨県富士吉田市向原(万年寺)
年代不明
登場羽田カネ
出典向原の民俗 下――昔話

どんな伝承か

葬式があるときには、万年寺の玄関で戸を開ける音がするという。誰の姿も見えないのに音だけが聞こえ、それを聞くと「お葬式があるね」と言い合ったそうだ。羽田カネさんが万年寺の奥さんから聞いた話である。

原典より

お葬式でもあるとね、玄関で戸をあける音がするって。—— 向原の民俗 下――昔話(民俗調査報告 第9号・第10号・民俗調査報告) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

向原の民俗 下――昔話(民俗調査報告 第9号・第10号・民俗調査報告)

『向原の民俗 下――昔話』は、民俗調査の報告書『向原の民俗』下巻のうち、「口承文芸」の章を収めたものである。向原の下組の調査と上組の補足調査で採った昔話、世間話、伝説、畑作の諺を、話者の名と生年を添えて土地の言葉のまま記し、狐火や狐に化かされた話、万年寺や新田様の言い伝えも含む。概観に続いて昔話・世間話・伝説・諺の節を立て、昔話には『日本昔話大成』の話型を対照させた一覧表を付す。

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