56 罰せられた絵馬〔類話〕埼玉県浦和市大門
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どんな伝承か
――大門神社の境内にある愛宕社の本殿の向拝に竜の彫刻がある。 昔、愛宕社の裏の池に雌雄二匹の竜が棲んでおり、付近の田に現れるとその年は洪水になった。 村人は竜が出ないよう、七月二十四日に池の周囲に赤飯や酒を供えたが効き目はなかった。 日光に向う途中の左甚五郎が、この話を聞き、竜を彫刻し、愛宕社の向拝におさめて、頭・胴・尾に五寸釘を打ち込み、竜を封じた。
出典の文献について
日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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