馬盗みの一族を葬る六ツ塚
どんな伝承か
印旛郡八街村大里に六ツ塚と呼ばれる塚がある。このあたりが牧であった頃、土地に住む者がひそかに馬を盗んで飼っていたことが露見し、その一族はことごとく生き埋めの刑に処せられたという。処刑の場には十八、九の娘もいて、「十九も一生二十も一生」と言い放ち、みずから窟へ身を投げて果てたと伝える。塚はその跡だと語り継がれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。