手を交わす雪形の人形山
どんな伝承か
越中の東礪波郡、城端町から六里ほど入った越中と飛騨の境にそびえる山である。四月から五月ごろ、山肌に残る雪の形が、人が手を交わして立っている姿に見えるという。土地の人はその雪形を目安とし、交わした手がほどけようとする時分になると、山へ入る仕事を始めるのだと伝える。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。