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伊勢のおばさんの仏の祟り

所在地埼玉県所沢市大字北秋津
登場ゴンダイソージョーサマ、嫁ぎ先の家から二百年ほど前に出た僧(呼び名・権大僧正様か)。行方知れずで、伊勢のおばさんと並べて仏壇で拝まれた
出典所沢市史 民俗編

どんな伝承か

北秋津に住む女性が語る話。北秋津の従姉妹のAちゃんの両目が真っ赤になり、おじが朝早くから芋窪まで目薬を買いに行っても治らなかった。清戸のイチコに見てもらうと、亡き身内の祟りが目に出ていると告げられた。思い当たるのは江戸時代の人で、話者の夫の祖母のおばにあたる女性だった。江戸の屋敷奉公で知り合った京都の植木屋に嫁ぎ、伊勢の大神宮の近くに暮らしたが、子育てに追われて故郷へ帰れず、家を恋しがって亡くなった人である。山口の観音様で卒塔婆を立てて供養し墓を建てると、Aちゃんの目は治ったという。

原典より

あるとき、北秋津の従姉妹のAちゃんの両方の目が真赤になってしまったことがあった。—— 所沢市史 民俗編(所沢市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

所沢市史 民俗編(所沢市史)

『所沢市史 民俗編』は、所沢市の市史の民俗編から、第一二章「口頭伝承」の一部を収めたものである。ヘビや天狗・カッパ・雷獣の話に続けて、世間話の「不思議な話」としてカラス鳴き・人魂・死の予兆・夢・木の祟り・生き霊・幽霊騒ぎ・タクシーの幽霊などを、市内の話者からの聞き書きで記す。話ごとに題を立てて同じ題の話を番号で並べ、話者の性別などを添え、ホラ吹きやオトウカドンの話も続ける。

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イチコ先祖供養眼病卒塔婆

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