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大曲りに現れる音のない自動車

所在地群馬県高崎市倉渕町権田陣田(大沢道の大曲り)
出典倉渕村の民俗(群馬県民俗調査報告書 第18集)

どんな伝承か

大沢道を上った先の大曲りと呼ばれる所では、ライトをつけた自動車が飛ぶような勢いで走ってくるのが見えたという。ところがその光はほの暗く、走る音もまるで聞こえなかった。土地の人々のあいだでは、ここは不思議なことが起きた場所として語られていた。戦前のことだという。

原典より

大沢道の上の大曲りの所では、自動車がライトをつけて飛んで来るが、光は明るくないし、音もしない。—— 倉渕村の民俗(群馬県民俗調査報告書 第18集)(群馬県民俗調査報告書) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

倉渕村の民俗(群馬県民俗調査報告書 第18集)(群馬県民俗調査報告書)

『倉渕村の民俗(群馬県民俗調査報告書 第18集)』は、群馬県の民俗調査報告書のうち倉渕村の巻の一部で、章の途中から始まり、地蔵信仰の条の途中で切れている。十二様や便所の神への安産の願い、道祖神、口寄せのアガタ、オサキ使い、山犬様、狐火・光り物・火の柱・人魂の怪異、三隣亡やお百度の俗信を、聞き取った地区の名を添えて記す。続く「四、仏教民俗」では明治十二年の「寺院明細帳」による村内寺院の表を掲げ、観音・薬師・地蔵の信仰を述べる。

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