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石橋・渡辺つねの霊水の秘法

所在地愛知県北名古屋市石橋
年代昭和(師の没後)
登場渡辺つね、高桑金次郎、不動行者、師(大峯行者・御嶽行者)
出典西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異

どんな伝承か

石橋の渡辺つねは、自宅に不動明王や役行者を祀る不動の行者として知られた。幼いころから病弱で、母に連れられて社寺参りを欠かさなかった。名古屋へ嫁いでからは押切の女行者に見てもらって不動を信じるようになり、夫と死別して実家の石橋へ戻ると、大峯・御嶽の行者高桑金次郎に師事して修行を積んだ。昭和三十年ごろ師が六十九歳で亡くなると跡を継いで行に専念し、吉野の金峯山修験宗本山で得度した。師から授かった秘法は、咒文を唱えて法を込めれば水道の水でさえ諸病に効く霊水に変えられるというものだったという。

原典より

師から授かった秘法は、咒文を唱え、法を入れると、水道の水でも諸病に効験のある霊水にすることができることであった。—— 西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異(西春町(編)・西春町史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異(西春町(編)・西春町史)

『西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異』は、西春町の町史の民俗編である。九之坪・岡・沖村・石橋など町内の各ムラに残る御嶽山や塚、堂、小祠、石塔、家の神、祈禱師、祈願と参詣、霊威と祟り、狐や狸の怪異と憑きものを、聞き書きと『徇行記』や村絵図などの記録から記す。霊と神、祈願と参詣、霊威と怪異の三節に続けて、第十二章の伝説の節をムラごとの十八項に分けて並べ、最後の項の五条川の大蛇の目撃談で結ぶ。

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行者霊水秘法加持祈禱不動

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