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雪中行軍の凍死者と留守の兵営の二重身

所在地青森県弘前市
年代明治〜大正
登場不明
出典近代心霊学

どんな伝承か

未知の心霊的力が、人の身体の外に第二の体すなわち二重身を投射し形成しうるかという議論のなかで挙げられた例である。著者は、今から二十年ほど前、弘前の聯隊が雪中行軍をして非常に多くの凍死者を出したことがあったが、そのとき淋しい留守の兵営に、二重身と見るべき数多の兵卒が帰ってきたという話を新聞で読んだと記す。遠方にいる人の幻像が目前に現れる現象は、その人の死や生命の危険に関わる場合が最も多いことを英国心霊研究協会のガーネらが精細に検査しており、この兵営の例も他の例から推してきわめてありそうなことだとされている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

近代心霊学(平田元吉・1925年(大正14年))

『近代心霊学』は、平田元吉が大正十四年八月付の序を付した心霊研究の入門書で、序によれば旧著『心霊の秘密』の増補版にあたる。精神感応やパイパー夫人の霊媒現象、物理的現象を論じた篇に続き、心霊写真、心霊的彫塑、発光、肢体の有形化、二重身、霊媒に伴う幽霊ケーティ・キングといった物質化の現象を、マムラやハーディ夫人、エウサービア、クルークスらの実験記録で紹介する。巻末に参考書目と、御船千鶴子の透視と長尾郁子の念写を論じた附録を付す。

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二重身雪中行軍凍死幻像精神感応

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