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社務所の縁の下で見つかった子

所在地栃木県真岡市田島(大前神社)
年代伝承
登場源七、語り手、伝承者、行方不明になった子の親
出典真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話

どんな伝承か

昔、田島で源七の家の男の子が行方知れずになった。神隠しではないかと言いながら、村じゅう総出で何日も探したが見つからない。七日たって皆があきらめかけたころ、村人の一人が大前神社の鳥居の前を通ると、その子がひょこひょこと歩いて来る。どこにいたのかと聞くと、社務所の縁の下にいたと言うが、飲まず食わずで七日もいたわけは本人にも分からない。村人は狐に化かされたのだろうと話し合ったという。

原典より

ひょいと神社の方を見ると、あれほど村中を騒がしておるその子供が、ヒョコ、ヒョコと歩いて来るじゃないか。—— 真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話(真岡市(編)・真岡市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話(真岡市(編)・真岡市史)

『真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話』は、栃木県真岡市の市史民俗編から、第十四章「口頭伝承」の第一節「伝説・昔話」を収めたものである。大だら法師の足跡、釜淵の燈籠、大前堰の人柱、へび娘など、五行川・鬼怒川・小貝川の淵や沼、社寺にまつわる伝説と、タヌキやキツネに化かされた話を、既刊の民話集・伝説集と新たな採話から集める。冒頭に口頭伝承の参考文献を掲げ、各話の末尾に典拠を記し、結びの「まとめ」で話を河川・社寺・沼・動物の別に整理する。

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