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中村宗村が植えた遍照寺のカヤ

所在地栃木県真岡市中(遍照寺)
年代元禄
登場中村常陸之介藤原朝宗、宗村、源頼朝、鶴見内蔵助、語り手、伝承者、中村城を築いた人、朝宗の子・カヤを植えた人、奥州征討の大将、備中松山藩の城代家老
出典真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話

どんな伝承か

中村八幡宮の南にある中村城跡の中に遍照寺があり、その境内に樹齢八〇〇年といわれるカヤの大木がそびえる。中村城は保元元年(一一五六)に中村常陸之介藤原朝宗が築いたとされ、その子宗村は文治五年(一一八九)に源頼朝の奥州征討に従って手柄を立て、伊達・信夫の両郡を与えられた。一族を率いて中村に凱旋した宗村が、再び伊達へ旅立つ際に記念として植えたのがこのカヤだと伝わる。高さ三九メートル、枝は四方に六メートルずつ張り、県の天然記念物となっている。寺には備中松山藩の城代家老鶴見内蔵助が送った万治四年の古文書も残る。

原典より

このカヤの樹齢は八〇〇年、高さ三九メートル、枝は東西南北六メートルずつ伸びている見事なものである。—— 真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話(真岡市(編)・真岡市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話(真岡市(編)・真岡市史)

『真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話』は、栃木県真岡市の市史民俗編から、第十四章「口頭伝承」の第一節「伝説・昔話」を収めたものである。大だら法師の足跡、釜淵の燈籠、大前堰の人柱、へび娘など、五行川・鬼怒川・小貝川の淵や沼、社寺にまつわる伝説と、タヌキやキツネに化かされた話を、既刊の民話集・伝説集と新たな採話から集める。冒頭に口頭伝承の参考文献を掲げ、各話の末尾に典拠を記し、結びの「まとめ」で話を河川・社寺・沼・動物の別に整理する。

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