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金沢・鏡花小説の淵源と口碑

所在地石川県金沢市
年代明治42年6月(旅中見聞)
登場柳田国男、採録者、石川県警察部長・記録者を訪ねる、警部・能登への路を教える、記録者の旧友(この地で死去)、県参事会員(津幡)・車中で地方事情を語る
出典定本柳田国男集 第3巻

どんな伝承か

明治四十二年六月六日、柳田国男は越中の城端から汽車で金沢に出て宿に入った。翌七日の夜、按摩を呼んで、付近に伝わる口碑をいろいろと語らせた。その話から、泉鏡花の小説が拠りどころとしているものがこの土地にあることが分かったという。按摩の話す言葉そのものにも少なからぬ興味を覚えた、と柳田は日記に書き留めている。

原典より

夜は按摩に附近の口碑などを多く語らしむ。—— 定本柳田国男集 第3巻(柳田国男・定本柳田国男集) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第3巻(柳田国男・定本柳田国男集)

『定本柳田国男集 第3巻』は、柳田国男の紀行・日記・随筆を集めた著作集の一巻である。相模・武蔵の村々を歩いた「水曜手帖」、昭和二十三年八月の自序を持つ「北国紀行」、明治四十三年の「五十年前の伊豆日記」、国際聯盟の委任統治委員会に勤めた大正十一年の「瑞西日記」と「ジュネーブの思ひ出 その他」を収める。後半の「菅江真澄」は昭和十七年二月の序を付け、真澄の著述と旅の跡を年を追ってたどり、写真解説を添える。

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