出口王仁三郎と岡本天明
どんな伝承か
大本は明治25年、丹波の綾部に住んでいた出口なおに艮の金神を名乗る神がかかり、自動書記によるお筆先を書き始めたことから生まれた教団である。なおの娘の澄に婿入りした上田喜三郎、のちの出口王仁三郎は、お筆先を整えて教えを固め、それを下敷きに五七調の予言を数多く詠んだ。大正6年の『大本神歌』は後に敗戦を言い当てたものと解釈されたが、戊午の年が大戦と重ならないなど辻褄の合わない所がある。大本は二度の弾圧を受け、王仁三郎は予言の公表をやめた。昭和19年には画家の岡本天明が自動書記で『日月神示』を書き始め、大本の予言を受け継ぐものとされた。
原典より
大本は、明治25年(1892)、丹波綾部(現京都府綾部市)に住む出口なお(1837〜1918)に、「艮の金神」を名乗る神がかかってお筆先(自動書記によるメッセージ)を書き記し始めたのがきっかけで生まれた教団である。—— オカルト「超」入門(原田実・原田実・オカルト検証) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
オカルト「超」入門(原田実・原田実・オカルト検証)
『オカルト「超」入門』は、原田実が著したオカルトの入門書である。UFOと宇宙人、心霊と死後生存、超能力と超心理学、UMA、超古代文明とオーパーツ、フォーティアン現象、超科学、予言、陰謀論を取り上げ、個々の事件の経緯をたどりながら、それが生まれた時代や社会の背景を読み解く。序文と九章、終章から成り、序文では著者自身の体験を語り、オカルトを信奉でも否定でもなく検証して教養とする立場を示す。