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白狐を踏み殺した祟り

所在地茨城県取手市新町
年代不明
登場T屋の子供
出典取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異

どんな伝承か

T屋の当主の父の兄が子供の頃、どうしても治らない病気になった。東京の鬼子母神に伺うと、兵隊ごっこで遊んでいるときに白狐の子を踏み潰したので子供の命を取るという、たいそうな怒りだと告げられた。家では、この子は長男で稲荷の上げ下げをしているのだからと伺いを立て、命だけは助けるが足りないものを一つ作ってやると言われた。病は治ったが臍が腐り、病院で取ってしまった。臍がないので力が入らず、車井戸も汲めなかったという。稲荷は御利益もあるが一番怖い荒神だと語られる。

原典より

『兵隊ごっこをして遊んでいる時、白狐の子供をふみつぶした』という話しでね。—— 取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史)

『取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異』は、取手市の市史民俗編のうち、俗信の箇条の末尾に続く第四節「伝説」・第五節「不思議な話」・第六節「祟り」を収めた部分である。市内各地区での聞き取りを話し言葉のまま書き起こし、長い四話は『取手町郷土史資料集 第一集』から抜粋する。将門と桔梗御前の伝説、地蔵・社寺・樹木の伝説、狐やムジナ・化け猫・幽霊・タマセの話に続き、忌田や祟り山の話を所有者名と地区を伏せて載せる。

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