殺生を戒める三夜様の祟り
どんな伝承か
取手市に伝わる話。三夜様(二十三日)の三夜講で人々が集まっていたとき、魚捕りが好きな者が講を抜け出して堀にタルをかけ、魚を大量に捕った。ところが翌日からその者は体調を崩してしまい、これは三夜様の祟りだろうと、捕った魚をすべて放したところ治ったという。神様の日には殺生を慎むべきだと語り継がれている。
原典より
ところが次の日からその人が体具合悪くなっちゃってね。—— 取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史)
『取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異』は、取手市の市史民俗編のうち、俗信の箇条の末尾に続く第四節「伝説」・第五節「不思議な話」・第六節「祟り」を収めた部分である。市内各地区での聞き取りを話し言葉のまま書き起こし、長い四話は『取手町郷土史資料集 第一集』から抜粋する。将門と桔梗御前の伝説、地蔵・社寺・樹木の伝説、狐やムジナ・化け猫・幽霊・タマセの話に続き、忌田や祟り山の話を所有者名と地区を伏せて載せる。