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「湯池川渡の部」の伝承(84話)
- 傷を癒やした白鷺が教えた湯 — 青森県むつ市川内町蛎崎(鷺の湯)
- 角鷹と争って脛を折った鴻の湯 — 秋田県大仙市協和峰吉川(鴻の湯)
- 鳩の浴みで見つかった鳩ヶ淵の冷泉 — 福井県大野市上打波(鳩の湯)
- 鳩が浴した大日ヶ岳麓の塩類冷泉 — 岐阜県郡上市白鳥町石徹白(大日岳)
- 鷲の飛来で見つかった鷲の湯 — 山梨県甲府市湯村(鷲の湯)
- 鹿が傷を癒して見つかった鉱泉 — 長野県南佐久郡南牧村大字海ノ口(鹿の湯)
- 手負いの猪が癒した出湯 — 静岡県伊東市松原(猪戸温泉)
- 傷ついた鵜が集った湖中の湯 — 石川県河北郡内灘町字大根布(鵜の湯)
- 猿が浴したと伝わる根守の湯 — 青森県西津軽郡深浦町大字岩崎根守(猿の湯)
- 天狗の腕を斬った男と鬼の湯 — 山梨県甲府市湯村(鬼の湯)
- 妾を殺した妻が沈んだ妬湯 — 兵庫県神戸市北区有馬町谷之町(妬湯)
- 明神が綿に浸して運んだ湯 — 長野県諏訪市大字中洲神宮寺(綿の湯)
- 機織に長けた綾姫を祀る池 — 栃木県大田原市八塩(御亭山)
- 弁天の機音が聞こえる池 — 長野県佐久市清川
- 身を投げた妻の機音が響く沼 — 宮城県登米市東和町錦織(機織沼)
- 機織る姫が斧を返した沼 — 茨城県水戸市岩根町(斧沼)
- 鱗が生じた女が沈んだ野婦池 — 長野県木曽郡木曽町日義(野婦池)
- 姑に責められた嫁が沈んだ雄蛇ヶ池 — 千葉県東金市山口(雄蛇ヶ池)
- 念仏に泡で応える愛沢権現の池 — 山形県酒田市北俣(念仏池)
- 八幡太郎が旗を洗った池 — 東京都渋谷区幡ケ谷(旗洗池)
- 銭を洗って貧に戻った男の池 — 愛媛県松山市味酒(妙円寺)
- 頼朝が髪を洗ったと伝わる池 — 神奈川県横浜市旭区上白根町(髪洗池)
- 戸隠山中の金の鞍が浮かぶ池 — 長野県長野市戸隠(鞍池)
- 上杉に召された駿馬が沈んだ池 — 新潟県柏崎市西山町甲田(名馬の池)
- 国衡が馬を沈めて討たれた沼 — 宮城県柴田郡大河原町金ケ瀬(馬取池)
- 瓢と針の難題に敗れた大蛇の池 — 宮城県大崎市(おさえの池)
- サイという女と馬が沈んだ沼 — 新潟県上越市名立区丸田(おさいが池)
- お玉稲荷が祀るお玉ヶ池 — 東京都千代田区神田松枝町(お玉ヶ池)
- 大蛇に見込まれ池へ入った音羽 — 新潟県佐渡市河原田本町(おとはの池)
- 田村将軍が身を浄めた竜沢の井戸 — 長野県北安曇郡池田町大字会染竜沢(おたね池)
- 乳母を生き埋めにして水を得た池 — 滋賀県米原市池下(比夜叉池)
- 大蛇となった夜叉御前の池 — 岐阜県大垣市青墓町
- 櫛を含んだ女が水に消えた池 — 石川県鳳珠郡能登町字柿生吉谷(葭ヶ池)
- 三人が沈んだたつこ沼 — 福島県耶麻郡
- 舌を噛んで人柱となった池 — 長野県上田市手塚(舌喩池)
- 呼べば湧き出したという尼ヶ池 — 群馬県伊勢崎市植木(尼ヶ池)
- 不義を恥じた尼が沈んだ沼 — 奈良県奈良市中筋町市場(尼ヶ池)
- 川越城築城の人柱となった世橋姫 — 埼玉県川越市(姥ヶ池)
- うばよくと呼べば泡が立つ乳母ヶ池 — 静岡県静岡市清水区追分(姥ヶ池)
- 乳母と嬰児の身投げを伝える池 — 静岡県静岡市清水区入江(姥ヶ池)
- 呼べば返事をした乳母の池 — 静岡県浜松市中央区板屋町(姥ヶ池)
- 質子と乳母が身を投げた城下の池 — 長野県長野市松代町松代殿町(姥懐ヶ池)
- 日を戻して機を織り上げた嫁の池 — 長野県大町市美麻千見(姥懐ヶ池)
- 外宮の森に並ぶ三つの池の一つ — 三重県伊勢市豊川町(比丘尼池)
- 旱天にも涸れぬ比丘尼掘りの池 — 岡山県津山市横山姥ヶ谷(比丘尼池)
- 久作長者の泉水と姉弟の悲話 — 岡山県津山市下高倉(長者池)
- 岩魚を食べて蛇になった小三郎 — 岐阜県高山市高根町日和田西洞(小三郎池)
- 天から下りた青馬と漬け池の戒め — 鹿児島県阿久根市脇本三ヶ月(つけ池)
- 影が映ると引き入れる沼 — 秋田県横手市(影取沼)
- 帯のように延びて人を巻く大蛇の池 — 京都府亀岡市保津町(帯取池)
- 田植えの隙に子をさらわれた池 — 愛知県春日井市下原町(子取池)
- 舞の稚児を池底へ引いた龍 — 新潟県糸魚川市平手(稚児池)
- 生きて帰れぬ沼、行無沼 — 福島県喜多方市岩月町入田付(行無沼)
- 池を干す農夫をねぎらった水底の人 — 熊本県荒尾市(御辛労ヶ池)
- 鳥打峠で池に転げ落ちた牛 — 長野県長野市(牛池)
- 鴛鴦の雄雌を射た入道と片葉の菰 — 千葉県八千代市村上(阿蘇沼)
- 六十歳で入水させられたという池 — 福井県越前市池ノ上町(六十池)
- 龍宮に通じる善宝寺の池 — 山形県鶴岡市下川(善寳寺)
- 作らねば祟る三日月形の除地 — 京都府京丹後市苗代清水戸(月輪)
- 麦藁の龍蛇を泳がせる雨乞い — 埼玉県鶴ヶ島市大字脚折
- 臼を洗えば奇瑞が現れる池 — 大阪府大阪市東淀川区柴島(臼ヶ池)
- 大師が唐から持ち帰ったという池 — 京都府亀岡市西別院町笑路(唐池)
- 鶏を鳴かせて鬼を退けた堤 — 熊本県熊本市南区(鬼堤)
- 八幡の神体を引き上げた薦池 — 山口県長門市(薦池)
- 刃傷の刀を洗って赤くなった池 — 静岡県磐田市大久保(勝負池)
- 湯を水に変えられた洗濯の老婆 — 熊本県熊本市南区(湯の池)
- 蛙を諭して鳴きやませた不鳴池 — 千葉県千葉市中央区大巌寺町(大巌寺)
- 白鳥となって去った娘と見捨川 — 宮城県白石市福岡深谷(見捨川)
- 撫でられて泡と消えた子の川 — 富山県小矢部市(子撫川)
- 真備の産湯を汲んだ子洗川 — 岡山県倉敷市(子洗川)
- 太子が馬の足を洗った川 — 兵庫県宝塚市(中山寺)
- 河伯の手を斬った芹沢後軒 — 茨城県行方市(手奪川)
- 大黒様に枝大根を分けた下女 — 岩手県遠野市遠野町
- 機を織る女と水の涸れた川 — 岩手県紫波郡紫波町佐比内細峰(水無川)
- 大師の杖の跡という谷川 — 大分県由布市挾間町朴木(杖曳き川)
- 木馬の足跡が川になった鳴かず川 — 京都府亀岡市余部町(走田神社)
- 頼朝が水音を封じたという川 — 群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣(音無川)
- 川上から呼ぶ声が招いた大洪水 — 岐阜県美濃加茂市太田町
- 二人の使いが行き会った小川 — 神奈川県鎌倉市七里ガ浜(行逢川)
- 洪水を触れ歩いた長髭の老翁 — 青森県青森市大字松森
- 洪水で上人を背に渡した亀 — 岐阜県岐阜市西荘(立政寺)
- 三頭の鹿に変じて家康を渡した松 — 愛知県岡崎市大門(八劔神社)
- 鎧を龍神に手向けた渡し場 — 東京都中央区日本橋茅場町(鎧の渡)
- 四股を踏んで水を湧かせた女 — 長野県小諸市坪入(女堰)